こんにちは、ミズホです。
今日は私の一番好きな漫画について話したいと思います。
私が一番好きな漫画は後にも先にも封神演義です。
藤崎竜先生が書いているマンガです。
記憶を消してもう一回読みたいと思うほど好きです。
あらすじは、仙人の太公望が主人公で、舞台は中国の殷王朝から周王朝へと移り変わるあたりの時代のことが描かれています。
殷の皇帝紂王は仙女の妲己に誘惑され、民はひどい暮らしを強いられていました。
太公望は仙人の偉い人(名前忘れた)から妲己を討ち、封神台へとその魂魄(魂らしきもの。こんぱくといいます)に封神するよう命じられます。
仙人界から降りた太公望の冒険が描かれています。
こう書くとすごいお堅い漫画のように見えますが、全然そんなことないです。
主人公の太公望はイイ性格していて、ふざけているように見えて実はめちゃくちゃ頭がいい、戦略家なのです。ギャグシーンがふんだんに使われており、爆笑しながら読み進めた記憶があります。
当時私小学生です。うん十年前の作品ですが、今でも私の中で光り輝く作品です。
全23巻とコンパクトにまとめられており、23巻とは思えないくらい内容がぎっしり詰まっております。
一番好きなキャラクターはやっぱり太公望です。同時に太公望に憧れています。仙人の偉い人のセリフに、「実力は二の次、みんなが支えてあげたいと思わせる人物こそがこの封神計画に必要な人材だ」的なことを言っています。
私も上司が太公望だったらめっちゃうれしいです。頑張りたいと思うんじゃないかなー。
太公望の好きなところは主人公らしくないところです。どちらかというと仲間をいかに有効な戦力として据られるかという観点で戦略を考え、自分強えーみたいなプレイはしないところです。
なかなかできないことですよね。戦略家としても優秀なうえに仲間想い。一風変わった主人公です。こういうところが仲間から慕われるのでしょう。憧れます。
ストーリーも意外性に富んでいます。もとは中国の封神演義というお話をもとに書いているらしいのですが、どこからどこまでが原作に基づいているのかわかりません。
中国の人がマンガの封神演義読むとどんな反応するか聞いてみたいですね。
あと絵も好きです。太公望のビジュアル、かなり気に入ってます。よくデフォルメして書かれることもあるのですが、その太公望も好きですねー。
あと妲己のビジュアルも好きです。長いまつ毛をかなり大胆に書いています。セクシーな感じがしますね。
いろんな仲間や敵との出会いと別れがあり、23巻にほんとよく収まったなというくらい熱くて面白いドラマが繰り広げられています。
昔のマンガだからーと読まないのは本当にもったいないです。ぜひぜひこの記事を読んだ方には古本屋で立ち読みしてみてください。たぶん全巻お買い上げになります。たぶん。
今日はこの辺で。
ありがとうございました。